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コラーゲン注入

“コラーゲン”というのは、先ほども出てきたように私たちの皮膚の真皮の中にある繊維状のタンパク質のことで、隙間を保水力の高い多糖類の“ヒアルロン酸”に取り囲まれて自らも肌の弾力を保つのに役立っているものです。

そして他のタンパク質と異なるのは、細胞と細胞の隙間、つまり細胞の外側にあって細胞を支えたり、きちんとした位置に配列させる“糊”のような役割も果たしています。

この“コラーゲン”による支えがあるために、細胞は思うままに分裂や増殖を繰り返すことができていると言っても過言ではありません。

そして皮膚の75%程度をしめていることからも、加齢などによって“コラーゲン”が少なくなっていくことがいかに肌にとってはつらいものであるかがお分かりでしょう。

そこで美容外科では、この生命活動と細胞の老化に深く関係している“コラーゲン”を外から補ってやることによって細胞の若々しさと弾力性を取り戻そうという施術が行なわれています。

“コラーゲン注入”では、牛から採取されたコラーゲンが使われるために手術の前にはまずアレルギー反応がでないかどうかを確認しておく必要があります。

“ヒアルロン酸”に対してアレルギー反応を示す人が0.05 %とかなり低いのに対して、“コラーゲン”の場合は3 %程度とその数値はやや高くなっているようです。

けれども“ヒアルロン酸”に比べると粘りがあってやわらかいという性質をもっているために、自然な感じに仕上げることが可能で、特にまぶたなどの皮膚の薄い場所への注入では“コラーゲン”の方が思い通りのイメージに仕上りやすいと言われています。

そのために効果の持続期間は3ヶ月から6ヶ月程度と、“ヒアルロン酸”の場合よりもやや短いのですが、仕上がりの自然さに加えて注入してすぐにその効果を実感することができるということもあって“コラーゲン”の方を支持する人も多いようです。

ただ“コラーゲン”の場合は、定着するまでにやや時間がかかるので、術後1週間程度は患部を圧迫したり、めがねを使用したり、顔のマッサージをしたりするのは控えなければなりません。

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